top of page
瘀血を考える

あなたの血液は、サラサラ流れていますか?

 

漢方では、血液の流れの悪い状態を瘀血(おけつ:血の滞り)として表現します。

血液の流れが悪いことを、「瘀血がある」と表現します。

「人は血管から老いる」とは、名言として良く知られていますが、あなたの瘀血度はどのくらいでしょうか?

簡単な「瘀血度チェック」をお届けします。

8つの部位での症状について、すべての合計点があなたの瘀血度です。

 

 

 

 

 

 

さて、「瘀血度チェックリスト」の結果は、いかがでしたか?

「舌、唇」、「皮膚」の項目は、鏡でよく見て、判断してください。

 

「瘀血」とは、血液が“ドロドロ・ネバネバ”と汚れ、血流が悪くなった状態を指します。

表から分かるように、「舌や唇、皮膚が紫色を帯びること」は、血液が“ドロドロ・ネバネバ”と汚れている証拠です。

 

「頭痛や肩こり、神経痛」などの痛みの原因は、「血行不良によって生じる酸素と栄養の不足」です。

いわば「痛み、しびれ」は、「血液供給を絶たれた神経の悲鳴」といえます。

その他、「痔や生理痛、静脈瘤」なども、根本の原因はすべて「瘀血」にあります。

肛門の血流がうっ血すれば痔になりますし、経血がスムーズに排出できなければ、「月経困難症(生理痛)」が生じます。

「瘀血」は、動脈硬化を進行させ、ひどい場合は血管の詰まりの原因となります。

 

脳梗塞も、ストレスや過労、心臓疾患などの要因が関係しますが、根本には“ドロドロ・ネバネバ”した詰まりやすい「瘀血」の存在が大きな原因です。

瘀血度チェックリストで「瘀血が進んでいる」と結果が出た方は、生活習慣などを見直す必要があります。

 

さて、瘀血に関係の深い病気として、下の表にある病気が上げられます。

瘀血の原因は?…"食事、運動、休養、喫煙、飲酒"の生活習慣5要素から

 

私たちの血液は、この世に生を受けた瞬間から汚れ、動脈硬化が進行していく運命にあります。

瘀血の原因としては、“コレステロール・中性脂肪が高い、高血圧、糖尿病、痛風、肥満”などの基礎的疾患がありますが、ふだんの生活習慣が大切になります。

 

厚生省が提案している"食事、運動、休養、喫煙、飲酒”の生活習慣の5要素を見直しましょう!

欧米化された高カロリーの食事、朝食抜き・遅い夕食など食事の不摂生の害。

すぐに車を使う便利な生活は、運動不足を招きます。

休養不足・睡眠不足は、精神的にも肉体的にも追い詰められます。

 

きれいな血を巡らせる事が健康の基本です…血の流れイキイキ「錦上四川富貴廣」

 

さて、毎日の生活習慣に気をつけても、仕事が忙しかったり、ストレスが多かったりして、なかなか完璧な養生ができないのが実状です。

中国漢方には“ドロドロ・ネバネバ”した血液を“サラサラ”にする「活血化瘀(かっけつかお)」という方法があります。

活血化瘀法とは、動脈硬化を招いたり、命を奪ってしまう瘀血を解消し、生まれたての赤ちゃんのように血液を“サラサラ”に浄化し、血行を改善していくことです。

活血化瘀を代表する漢方養生食品としては、長く飲んでも体に無理をかけないように処方設計された田七製剤である「錦上四川富貴廣(きんじょうしせんふうきこう)」が知られています。

私たちの健康を支えているのは、すみずみまで巡る「きれいな血液」です。

生活習慣に気を配りながら、養生できないところは、錦上四川富貴廣を上手に利用しましょう。

 

 “きれいな血液を巡らせることが健康の基本です!” 

 

私たちの血管の総延長距離は、約10万km。

実に、地球を2周半もする長さになります。

私たちは、血液からの酸素と栄養によって、命を養っています。

ところが残念なことに、からだの老化や生活習慣の不養生―“過労、睡眠不足、ストレス、朝食抜き、運動不足、難しい人間関係、飲酒、喫煙”などにより、私たちの血液は“ドロドロ・ネバネバ”となり、血行不良となってしまいます。これが、「瘀血」です。

 

“ドロドロ・ネバネバ”の「瘀血」は、やがては 動脈硬化を引き起こしてしまいます。

本来、私たちの血管は、しなやかで柔軟なものですが、「瘀血」により 動脈硬化が進行すれば、身体のあちこちに悪い影響を及ぼしてしまいます。

 

高血圧を始めとする生活習慣病もそうですし、たとえ病気ではなくても、なんとなく体の具合が悪いという生活習慣病予備軍の段階にある人は、多いものです。

瘀血度チェックリストで「瘀血が進んでいる」と結果が出た方は、ぜひ、この機会に生活習慣を見直しましょう。

bottom of page